このブログを読んでいただいている皆様、お久しぶりでございます。
約2年前後の若者の通過儀礼のような物であろう、お勤めを終え、再び戻ってきました。
しかしこの約2年間は全く模型をいじらなかった、ということはありません。
(決して多くはないですが)
なので少しずつにはなりますが作ったものを公開していきたいと思います。
それでは本題へ
今回紹介するのはツイッターでも少しくらいチラッとつぶやいてたかもしれませんが、ななつ星の庶民版で作ったつもりが思ったより改造費がかかってしまったとあの水戸岡鋭治氏すら言っていたあのJR九州の或る列車です。
実車はJR四国で捨てられたボロボロのキハ47をJR九州が買い取り、まさに鉄道車両版下克上といえるような形で復活を遂げました。
さらに「或る列車」そのものもまさに神話の悲劇のような車生を送り、その後幻となったものが復活したというこれだけでNHKの特集が一本組めそうな列車です。
私もその話に惹かれて、「或る列車」に興味を持ちましたが、
今回使用したキハ47はそのストーリーにも注目し、箱なし、状態難というものをとある筋から安い金額で手に入れ、「下克上」を果たし、私の十八番ともいうべき「京とれいん」と肩を並べるくらいにしようという謎のこだわりがあります(笑)
改めまして使用したのはKATOキハ47アクアライナー、たぶれっと製或る列車デカールキット、トレジャータウンシールドビーム、GM製AU26、TOMIX485系旧製品用砲弾型ライトです。
それではまず、改造前の側面から(この写真は或る列車と個体は異なりますが、種車は同じです)
そしてこちらが改造後のキロシ47-3505です。
基本的には窓を埋めるだけの簡単な作業ですが、左側の元客用扉に新設された小窓は一度埋めたものに再び穴をあけて調整しました。
続いてキロシ47-9176
こちらは特に小窓を新設することもなく、ただただチマチマと窓を埋めただけです。
続いて屋根です。2両でダクトの長さなどは違いますが、基本的にはほぼ同じなので、1両で割愛させていただきます。
恥ずかしながら、まだ無線を取り付けてないのでアンテナ用の穴が開いたままですが、そのうち取り付けます。上の改造前の屋根をそのまま改造して使用しました。クーラーは切り取り、その部分をエポキシパテで盛って、GM製AU26クーラーを取り付け、そこに接続させるように自作のダクトを取り付けました。
次は顔です。顔が一番手間がかかりました。まず下の写真は改造前のKATOオリジナルの顔です。
次の写真は改造後の物です。
どうしても携帯だと画質が悪くて・・・
さて、改造点ですが
まずは貫通幌用の穴を埋めることです。
次に行ったのは手すり類のモールド撤去、
貫通扉の交換です。四角のものから丸いものへ交換です。
他にはテールライトの交換です。
KATOのキハ40系列の歴史は長く、金型は古いのでどうしても現代のNゲージのクオリティに比べ劣る部分が出てしまいます。それが一番顕著なのがテールライト。TOMIXのHGモデルくらいのライトにしたかったのでトレジャータウン製の物を取り付け。これでだいぶスッキリした印象になります。
そして砲弾型ライトの取り付け。これは先述のとおりTOMIXの485系旧製品用のものを取り付けました。しかしここで問題が。485系の先頭車はジャンクを持ってきたわけですが、このままだとほぼ1両丸ごと無駄になってしまいます...
しかしここで終わらないのが私のNゲージの流儀。既に485系を用いた某竜の漫画のキャラや私の大好きな古き良きヤンキーモノ漫画「カメレオン」のアニメ版でキューの声を担当したあの方がそのキャラの声優を演じておりますが...そう、アレです。
あとは昔会津にいたあのお方です。オレンジ色のほうじゃないよ!
さて本題へ戻ります。
あとは前面の手すりの自作、取り付け。
これについては昔から大変親しい方がワイヤーを使ったビーズ作品の達人でして、その方よりワイヤーの上手い曲げ方を教わって自分で仕上げたものです。
この場を借りてお礼申し上げます。
接着は安心と信頼のゴム系接着剤です。しかしこれが大変で取り付けだけで半日かかってしまいました笑
今回の紹介はこの程度です。
しかしまだ未完成でして、内装の作成や室内灯の自作、高すぎるスカートの調整やエアホースなどスカート周りのパーツの取り付けなどが残っていますが、それらはゆっくりとやっていきたいと思います。
さて、今回比較対象に使用したキハ47アクアライナーですが、こちらも改造を前提にとある筋よりかなり安い価格で入手したものです。一体どんな車両になるのか...ヒントは緑と青の鳥です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
まだまだ暑いので熱中症には気を付けて。熱中症は脳がゆで卵状態になるという話をチラッと聞いたことがありますから。
それでは御機嫌よう。